第9回 イチゴをいよいよ収穫!

どもっ、お世話になってる方に相撲に連れて行ってもらいましたが、皆さんお察しの通り、案の定泥酔し、目が覚めたら家とは逆方向の新小岩のマンガ喫茶で「スラムダンク」を読みながら号泣していたイマダチです(本当迷惑かけましたスミマセン)。


さあ、今回も私の飲酒量は変わらず、肝臓へのダメージを残す形でスタートした「ベラファー」。現在、ハーバード(優等生として連載を支えてくれているイチゴの愛称)が実をつけてます。


前回はまだ薄緑の実でしたが5/17、パリッとスーツを着こなしウォール街を歩くほど立派に成長! 決して大きくありませんが、小粒ながらニスを塗ったような見事な照り、甘さを実感させる滴り落ちる鮮血のような赤、食欲をそそらないこの例え、全てが神々 しい佇まいです。


いままでも収穫はしてますが、あれは間引き、今回こそ正真正銘の初収穫です! ハサミで根元から切り、上下左右から多角的に観察。何かしら科学的薬品が塗ってあるようなすばらしい照り、赤ダニを数百匹集めたような赤、そして、しつこいこのパターン。


鼻先にもってくるとイチゴの香りがしっかりと感じられ、実際は甘くておいしそうです。


ヘタをとり、いざ実食!


こ、この感覚は…あっ、味がしない…。




脳の補完能力なんでしょうか、イチゴを口に入れてるという認識で、ほのかにイチゴのフレーバーが来たと思ったら消え、フルーツの酸味が来るかと思うとまた消えていくという、茂木先生もびっくりの脳科学っぷり!


結果、無味! 味がない、それが無味!


ハーバードの控え目な性格が色濃く出たイチゴです。しか〜し、ハーバードのイチゴはひとつに非ず、受粉が失敗し形は悪いが実をつけたやつも収穫です。こち らは赤くなってから数日放置! なぜなら「カレーは寝かせるとうまいから」。この理論により、イチゴも甘さを増すと推測。


実を採り見てみると2つの膨らみが! そしてその膨らみの頂点にイチゴの種が一つついているという、女性の豊満なそれにしか見えない形状。カレー寝かせる作戦はイチゴを女体化させる効果があるのかと「ダチ農法」の神秘を感じつつ、しばしとゆうかけっこう凝視。


そして一口! おぉ〜甘い! 残念ながら市販のものと比べれば出荷できないレベルですが(女体の時点で無理)自分が育てたということで、うまさもひとしおです。


さぁ、ハーバード以外、何も報告できなかった今回(問題あり)。


クローズ(不良から更生したイチゴ)もでかい実つけてます! そして九条ネギ「ボーボー」が大変なことに! 次回「バグズ・ライフ」お楽しみに! ではベラバ〜イ!(第10回へ続く)

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