第15回 革命前夜…

どもっ、先日ビアガーデンにオープンから閉店までいたので(17〜21時まで)、どの時間にどの客層が多いのかを垣間見たイマダチです。


オープン時は年配の方や、カップル、ジムのインストラクターにときめいてそうな主婦グループなどがぽつぽつと、18時を過ぎると学生やサラリーマン、そしてなんか訳ありそうな大人のカップル、で21時には私たちと店員だけが残ってるという感じでした。


そんな外だろうが店だろうがビールさえ飲めればいいという私イマダチが新宿のベランダで野菜を育てるベラファー(どんなだ)。前回、全てと言っていいほどの野菜が死滅しベランダは壊滅状態に。


そんな中、唯一生き残ったのは歴戦の勇者ナスダック(ナスの愛称)。


ナスダックは2009年8月9日、2日間水を与えられず衰弱しバタバタと枯れていく仲間たちを目の当たりにし、こんな世の中(ベランダ)ではいけない! 野菜が野菜らしく生きられる環境を構築しなくてはならないと強く願う、これが革命家ナス「チェ・ナスバラ」(ナスダックから改名)の誕生でした。


この事件(新宿の大飢饉)からナスバラは革命運動に身を投じることとなる。


時代は独裁者ダチスタ(イマダチ)による悪政が続いていました。政治(永田農法)もよく知らずに民衆(野菜)をないがしろにし苦しめていました。


そして2009年8月19日、ナスバラは単身ダチスタに戦いを挑みます!


ダチスタが自宅で気分よく懐メロ(ブルドック/フォーリーブス)を聞き、いい気分でチューハイを呑んでるところを短刀を構えて突っ込みます!








しかし、「つまみ」がねぇなーと思っていたダチスタ。


ナスバラの短刀を取り上げ、さっと身を切り、フライパンで軽く焼きめをつけ、横にショウガを添え「焼きナス」にしてしまいましたとさ、めでたしめでたし。


というわけで長々と水増しで書きましたが、簡単に言うとナス食べてみました!


焼いてる段階でナスの香りが強く食欲をそそります。


まずはもったいないので焼いたヘタを一口…舌先に電撃が走ります、辛いというか科学的ななんか乾電池なめたような人が食べちゃダメな辛さなんです。


これはヘタだからだと言い聞かせメインの身のほうへ。


これは大丈夫だろうと一口…。


効果音で表わすなら「ブニ」。


例えで表わすなら「ビニールで包装してある」。


一般的に表わすなら「皮が異様に厚い」。


その厚さたるやホルモンのように数分噛みつづけられるレベルです。


ナスをホルモンに変えてしまう神秘の「ダチ農法」。


振り返ればベランダは廃屋状態、このままでは最終回を書くしかない! そう考えてたそのとき! 編集部から1冊の書が!


この書がベランダの救世主(メシア)となるのか? 次回も開封時に切り口で手を切らないよう注意しながら見てくれよな!


ベラバーイ。(第16回へ続く)

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