第13回 野菜たちの屍を越えて……

どもっ、「酒を飲んだら呑まれるよ」でおなじみのイマダチです。先日も某大手ゲーム会社の方と飲んでたのですが、相手も酒飲みの方で午後8時から翌朝7時まで(11時間)の学生気分のキャンパス飲みとなりました。


まあ学生は気分だけで、外見も中身もリフォームが必要なほどの老朽化が目立つ33のオッサンですから翌日は、二日酔いのため、布団とトイレ、水を飲むで1日をつぶしたのは言うまでもありません。


そんな、何度となく同じ失敗を繰り返す大人がベランダで野菜を育てる「ベラファー」。


あぁ、酒だけでなく野菜でも同じ轍を踏むとは思いませんでした。


クローズ(イチゴ苗)の実を半腐らせてしまったのが、ほんの2か月前。


そんな舌の根も乾かぬうちに、わたしゃ、やっちまいました、すまん豆次郎!


そうなんです、姓は車、名は豆次郎の「茶豆」をやっちまったんです。


実をつけて、まだデカくなるデカくなると思っていたらなんか緑→紫→茶と、ヴィジュアル系バンドの追っかけから普通のロックバンドの追っかけに変わったような色に変わっていったのです。


茶豆って茶色だから茶豆じゃないですよね? 居酒屋の、緑ですよね?


はあ、前回(イチゴ)と同じ展開です。


ほかの野菜たちも全く進展なく、遺書を置いて出ていきそうな雰囲気をバンバン出しています。








しかし何体もの野菜の屍を超えて連載してきた「ベラファー」、困難なときこそ乗り越えず目を背けるのです!(現実逃避)


その背けた目の先になんと希望が!


ナスです、前回登場したばかりのナスが実つけてます!


これがあるから、目を背けるのは止められません(野菜作りじゃないの?)。


この周りの状況を見て実をつけ(買い)、周りがあまりのときに目立つ感じ(売り)は、まさに株の世界。


これから彼のことは市場動向ナス「ナスダック」(アメリカの株式市場)と呼ぶことにしましょう!(決して深夜3時に原稿書いてません)


ここで悩むのが、いつ収穫するかです。振り返れば最高のタイミングで収穫できた試しがありません。


ナスダックの実は見極めて万全の実食といきたいところです。


豆次郎の屍の上に成り立った今回のベラファー、これからのナスダックの動向に注目です(デイトレーダーも)。


次回も適量を手にとり、肌に軽くのばす感じで見てくれよな!


ベラバーイ!(第14回へ続く)

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